邦楽
Japanese Traditional Music

PERFORMANCE/パフォーマンス
Japanese Traditional Music
9/28 15:00-15:40
Meikai Building / 明海ビル1F公開空地


箏と尺八によるパフォーマンス

神戸旧居留地で生まれた、宮城道雄(1894~1956年)作曲の西洋音楽の要素を取り入れた楽曲「春の海」などを演奏いたします。

箏(そう)つまり「こと」の総称。箏は桐の木のくり抜いた箱状の構造で上部はアーチ状であり底部には板が張られており、13本の弦を柱(じ)を立てて音程を調節します。 奏者の右手に嵌めた爪(義甲)によって絃を弾いて音を出します。箏と三絃(三味線・しゃみせん)と尺八の合奏曲が多く、大きくは生田流と山田流に分かれています。

尺八

尺八(しゃくはち)は日本の木管楽器の一種です。中国の唐を起源とし、日本に伝来しました。 英語ではshakuhachiあるいは、Bamboo Fluteとも呼ばれています。 真竹の根元を使い、7個の竹の節を含むようにして作るものが一般的で、上部の歌口に息を吹きつけて音を出します。


尺八 饗庭 凱山 / Gaizan Aeba

音に惹かれて尺八を始める。雲井花山師に師事。専門的な知見と技術を求めて、大阪音楽大学邦楽専攻に進学。星田一山師に学ぶ。大阪音楽大学幸楽会アンサンブルコンテスト3位。学内選抜者によるコンサートに多数出演。ピアノやフルートなどの洋楽器との演奏活動。合唱団隆声群と「追分節考」で共演。また台湾にて琴園国樂団と共演。中国上海総領事館でのレクチャーコンサート。釜山国学院での演奏。モスクワ音楽院での「日本のこころ」公演の演奏など、国内外で演奏活動を行っている。


箏 田中千鶴 / Chizuru Tanaka

大阪音楽大学音楽学部器楽学科トランペット専攻卒業、同大学邦楽専攻卒業。在学時に学内選抜者による演奏会など、これまでに多数の演奏会に出演。邦楽のみならず、フルートやヴァイオリンとのアンサンブルにも取り組むなど、伝統を大切にしつつ多様な音楽を専門的に学んだ経験を活かし、ジャンルを越えた演奏活動を国内外で行っている。大阪音楽大学幸楽会アンサンブルコンテスト第3位受賞。第4回全国邦楽合奏協会邦楽コンクール銀賞。トランペットを竹森健二、箏・三絃を片岡リサ氏に師事。現在、株式会社清家楽器店講師。


協力:(一社)日本文化舎

(一社)日本文化舎では、日本の伝統文化の普及・継承の為の公演・ワークショップ、又、日本国内のみならず世界に日本の伝統文化を発信する為の企画をご提案いたします。

日本文化舎ウェブサイト