Music Inc. since 2009

Biography

Creator / Music & Event Producer / Photographer / Consultant
Director of Music Inc.

Suguru Minamide / 南出 卓

神戸に生まれ13歳で渡英、英国王立ウェールズ音楽演劇大学(Royal Welsh College of Music and Drama)ピアノ科を卒業。在学中よりコンサートの企画出演や室内楽グループのプロデュース、舞台音楽の作曲などで英国国内をはじめヨーロッパ各地で公演を開催。2005年に15年の英国生活を経て拠点をアジアに移し、インド交響楽団の設立や西カザフスタンフィルハーモニー管弦楽団の運営等でアジア諸国で活動。その後日本に拠点を置き日本国内の国際音楽祭(なら国際音楽アカデミー、朝来国際音楽祭)やコンクール(宗次エンジェルヴァイオリンコンクール)、Violinistシュロモ・ミンツのパガニーニ・カプリス全曲公演(2009年/紀尾井ホール)等の企画制作運営や、Adeimus、LIBERA日本公演のサポート業務等を行う。そのほか英国王立ウェールズ音楽演劇大学(Royal Welsh College of Music and Drama)のマーケティング部の首席顧問、英国王立ノーザン音楽院(Royal Northern College of Music)の日本・韓国代表等、海外の音楽教育機関でも幅広く活躍してきた。

2007年に日本の若手女性演奏家の育成と安定した演奏活動環境の構築を目標に女子弦楽四重奏団Bloom Quartetを結成。2009年に音楽プロダクションMusic inc.を設立し同年メンバー20名に及ぶ女子弦楽アンサンブルBloom Quartet & Ensembleのプロデューサー兼芸術監督に就任、東京文化会館デビュー公演をプロデュース。その後Bloom Quartet & Ensemble KANSAI, Bloom Quartet & Ensemble NAGOYAをそれぞれ神戸と名古屋で結成し、総勢70名に及ぶ日本国内最大級の女性だけのクラシック弦楽アンサンブルに発展し、音楽雑誌でも数々取り上げられ“クラシック界のAKB”とも称され話題となり、クラシック音楽の新たなファン構築を実現する。その後Bloom Quartet Ensemble (TOKYO)の韓国全土ツアーなど、国内にとどまらず国際的な活動を行うアンサンブルにプロデュースした。

2011年東日本大震災をうけ復興支援プロジェクト『東北こどオーケストラ』を企画、福島県郡山市にパソナグループと共同で『東北こどもオーケストラin郡山』を同年9月に結成し音楽監督に就任。その後各地で結成された数々の復興オーケストラの先駆けとなる。2015年に生まれ故郷神戸の芸術文化の更なる発展を目的にEpicus Flute Duo & Ensemble、神戸フルートソサエティを発足。2016年より神戸市立小磯記念美術館マンスリーコンサートの総合プロデュースとナビゲーターを務める(2016-2022)。神戸国際フルート音楽祭(2017)ではプロデュースしているEpicus Flute Duo & Ensembleが音楽祭広報アンバサダーに就任。同年より国指定重要文化財の有効活用の一環でこうべ文化まちのコンサート、神戸のクラシック音楽の歴史を読み解く神戸旧居留地Premium Classical Concertを企画し総合プロデュース&ナビゲーターを始める。2018年に路上パフォーマンスに特化したクラシックユニットMuse Trinityをプロデュース。同年発足した神戸・旧居留地はいからプロジェクトでは数々の路上クラシックライブを手掛ける。2019年クロスメディアフェスティバル078では、南出卓&Classic Ensembleを率いてテクノとクラシックのコラボレーションをドイツを拠点に活動するアーティストSUDOと共演。同年神戸におけるラグビーワールドカップ日本大会の試合開催期間に、神戸旧居留地で《BEyond KOBE in 旧居留地~神戸が誇る日本と西洋の伝統文化、そして芸術が集結~》の企画製作を担当。4日間で40を超すパフォーマンスや体験イベントを実施する。

新型コロナ感染症の影響で流行したクラシックコンサートのONLINE生配信に先駆け、2010年頃からONLINE生配信(USTREAM)に積極的に取り組み、Bloom Quartet & Ensemble東京文化会館公演(2010)のONLINE生配信等、クラシック業界の先駆けとなる企画を数多く手掛けてきた。神戸市でプロデュースした小磯記念美術館マンスリーコンサート(2016~2022)もコロナの影響を受けて2020年3月に休止となったが翌4月から完全ONLINE化を行い、プロデューサー、学芸員と演奏家がそれぞれリモートで出演する革新的なコンテンツを生み出し話題を呼んだ。同時期にONLINE配信による演奏家の継続的活動を目標に有料配信プラットフォームを構築し有料コンテンツの制作も自らで行い、これまでに100本を超える演奏映像の制作を行った。その結果外部から映像製作依頼が殺到し2021年にコンサート・アーティストプロデュースに加え映像クリエイターとしてMusic Inc.映像製作部門をスタートさせる。同年からソニー創業者の一人盛田昭夫を直接知る方々の生の声を映像アーカイブするAMC(Akio Morita Club)企画(主催:(一財団)天涯文化財団、協力:ソニーグループ)の映像製作&ナビゲーターを担当し、日本を代表する実業家との対談をYouTubeで毎月配信している。


2022年にJR西日本主催 ちょこっと関西歴史たび特別企画として、神戸旧居留地Premium Classical Concert in TOOTH TOOTH凸凹茶房を神戸市立博物館でプロデュース&出演。同年兵庫DCキャンペーン・プレキャンペーン特別企画としてTerroir de Kobe《灘の日本酒と音楽の宴》ディナーショーをプロデュース&出演。2023年9月にシリーズ第3弾を開催予定。また愛知県常滑市で盛田味の館《日本酒と音楽のテロワール》のプロデュース&出演も行う。

近年は自身もアーティストとして英国在住ガラス彫刻家Griet Beyaertと映像と音楽のアートコラボレーション(英国 Arts Council England基金助成事業)でピアノ即興演奏を行う等、プロデューサー・クリエイターとしての活動の傍ら自身もアーティストとしても活動を行う。

イギリスをはじめ海外で培った経験を活かし既成概念に捉われない独創的なコンサートやイベントのコンセプト立案から企画制作と運営、演奏&演出指導、アーティスティック・ディレクション、映像収録・録音・編集・インターネットLIVE配信、ウェブ制作やチラシデザイン、ナビゲーター、インタビュアー等、全てを一人でこなすマルチクリエーターとして、国内外で数多くのイベントやコンサートの企画&出演や文化芸術を活用した観光やまちづくり等、ジャンルを問わないマルチコンサル業も行いながら、独創的な企画を数々プロデュースする。また近年はアーティストして海外アーティストとのコラボレーションも行なっている。

Music Inc.代表
Terroir de Kobe《灘の日本酒と音楽の宴》ディナーショー 総合プロデューサー(兵庫)
盛田味の館《日本酒と音楽のテロワール》 総合プロデューサー(愛知)
AMC企画映像制作・ナビゲーター(東京・愛知)
こうべ文化まちのコンサート 総合プロデューサー(兵庫)
神戸旧居留地Premium Classical Concertm総合プロデューサー(兵庫)
気軽に楽しむクラシック音楽 総合プロデューサー(東京)
神戸市立小磯記念美術館マンスリーコンサートm総合プロデューサー(2016~2021)(兵庫)
子宮頸がん予防啓発LOVE49KOBEm総合プロデューサー(兵庫)

Contact:music@ascor.jp